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2022.8.9
こんにちは。旅好きフリーランスのなおきです!
普段は札幌でEC運営のサポートやブログの運営をしています。
札幌は地方都市といっても人口200万人。都会ならではの人の多さと自然の少なさに、少し息苦しさを感じることもありました。
待ちに待った夏、せっかくリモートでできる仕事をしているのだから、自然に囲まれた快適な空間で過ごしたい!
そんな気持ちを知り合いに話していたら「八雲町のSENTOでワーケーションができるよっ」と教えてもらい、2週間ほどお世話になることを決めたのです。
結論から言うと、ワーケーション先を探している人全員におすすめして回りたいほど最高の2週間になりました!
その理由は、豊かな自然と美味しいご飯、地元の人や旅人との出会い、集中して作業できる環境、快適な暮らしなどなど…… できるなら住んじゃいたいほどの充実感でした。
この記事では僕が感じたSENTOの魅力を、120%伝えられるようにまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
SENTOは北海道二海郡八雲町にあるコワーキングカフェとゲストハウスです。廃業になった銭湯と古民家をリノベーションして作られました。お風呂の中にテーブルがあったり、おばあちゃんちのようなリビングがあったり、独特の雰囲気を持ちながらとても居心地がいい空間です。
八雲町は札幌と函館の中間にあります。JRの函館線の駅もありアクセスは良好。全国で唯一、太平洋と日本海の2つの海に面しており、山も海も楽しめる自然に溢れた街です。
SENTOのオーナーは赤井義大さん。みんなにはよっちと呼ばれています。
高校はニュージーランド、大学時代はカナダで過ごした赤井さん。帰国して東京で就職したものの、趣味の釣りやアウトドアがなかなか楽しめないことに不満を感じていたそうです。
東京では釣りやキャンプのためには少なくとも丸一日かけて遠出をする必要があったり、せっかくの休日が雨で台無しになったりしてしまいます。
でも地元の八雲なら、天気を見て晴れの日に釣りに行って、雨の日は集中して仕事を進めるなんて臨機応変なこともできます。
Uターンして起業した理由の一つは自分の趣味と仕事を両立するためだと、キャンプ場に向かう道中でお話ししてくれました。
とてもエネルギッシュな赤井さんに会うために各地からキーパーソンが八雲を訪れることもあり、北海道の面白い人に出会うチャンスも八雲ならではの楽しさです。
日本で唯一太平洋と日本海の2つの海を持つ八雲町は、海も山も近く自然が本当に豊か。車で少し移動するだけで川で遊べたり、海で釣りができたり。アウトドア好きの人には本当にたまらない立地です。
空気が美味しいのも北海道ならでは。SENTOには庭とテラスもあり、(虫がいなければ)さわやかな風に吹かれながらお仕事をするなんてこともできますね。
やはり北海道といえば食。八雲は漁師町であり、新鮮な海の幸がたくさん。採れたての野菜を売る直売所も併設しています。
八雲は田舎でありながら飲食店が多いのも特徴です。地場産の食材を使った美味しい料理を提供する居酒屋やおしゃれなカフェもあり、食事には困りません。
ごはん屋さんに困ったら、ぜひ赤井さんに聞いてみてください。おすすめのお店をたくさん教えてもらえますよ。
札幌と函館の中間にある八雲町は、北海道一周旅行や日本一周旅行で訪れる方が多くバイカーや旅人によく出会います。
僕がいた2週間でもカップルで日本一周中のYouTuberや、北海道一周自転車旅行をしている高校生など、個性豊かな旅人との出会いがありました。
たまたまその日集まった人でご飯を食べに行ったり、パーティをしたりすることもあります。普段出会わないような人と知り合うことができるのも、SENTOの魅力です。
海も山もある八雲町では、キャンプや登山、釣りやSUP(サップ)など、たくさんのアウトドアアクティビティを楽しむことができます。
赤井さんは八雲町のアウトドアツアーの開発にも挑戦しており、タイミングが合えばモニターツアーに参加することもできます。
僕が滞在していた間は、八雲町の日本海側である熊石地区でのSUPと温泉ツアーのモニターに参加することができました。
また、同じく赤井さんが運営する廃校をリノベーションしたキャンプ場「PECOLELA (ペコレラ)」でも、コワーキングスペースを併設しています。
週末はみんなでキャンプをしに行き、昼は鳥のさえずりを聴きながら仕事を進め、夜は焚き火を囲んで語り合うという、都会では絶対に得られない経験をすることもできました。
SENTO、シェアハウス、ペコレラすべて光回線のWi-Fiを完備しています。僕はいつもゲストハウス2階の屋根裏コワーキングでPC作業をしていました。
隣のコワーキングカフェはオーダー無しでも利用可能。また営業中はドリンクを半額で注文できるので仕事をするときは手元にコーヒーがほしい!なんて人もバッチリです。
有料のオプションにはなりますが、プリンター貸し出しやコワーキングスペースの貸切サービスもあります。
ワーケーションではゲストハウスに滞在することも可能ですが、僕は隣にあるシェアハウスに滞在していました。古い民家をリノベーションした質素なお部屋ですが、清潔でとても快適です。
2022年7月時点では個室で1ヶ月あたり水光熱費込みで2万円。通常のワーケーションと比較すると滞在費をかなり節約できます。
また、ボランティア作業を滞在費と相殺できる「スキルシェアプラン」も用意。僕はヘルパーとしてチェックイン業務などを手伝い、無料でシェアハウスに宿泊させてもらっていました。
*シェアハウスの宿泊料金は今後リノベーションに伴い改訂予定とのことです。詳細は事前にお問い合わせください。
八雲町は車で札幌/新千歳から4時間、函館から1.5時間の立地にあります。
本州の感覚だと遠く感じるかもしれませんが、実は北海道では交通の便が良い方です。JRの駅や長距離路線バスもあるので自家用車を持っていなくても訪れることができます。
感想を一言で言うと、八雲町は自宅よりも快適に仕事ができる最高の環境でした。
仕事をしていると、どうしても行き詰まったりトラブルが起きたりすることがあります。フリーランスは仕事とプライベートが明確に分かれておらず、抱えたストレスをうまく発散できないのが最近の悩みでした。
でもSENTOでのワーケーションをしていた2週間は、自宅よりもうまくストレスを解消しながら、仕事を進められることができました。
その理由はたくさんあります。豊かな自然に美味しい空気、夏の北海道の快適な気候。海でのSUPや、キャンプでの焚き火。旅人と出会い語り合って新たな価値観と触れたこと。
そういった都会ではできない体験が、気分を切り替える良いメリハリになり、むしろ仕事に集中する力をくれました。
僕がワーケーションに抱いていたイメージは、「自然が豊かな場所で仕事をしながらリラックスして過ごす」というもの。
でもSENTOでのワーケーションは良い意味でそのイメージを壊してくれました。まさにワークとバケーション「仕事と本気の休暇が同時にある」時間。
なぜ八雲でそんな体験ができるのか考えたら、きっと赤井さんをはじめとした八雲町の方たちが暮らしの中でワーケーションをしているからではないかと思います。
もしこの記事を読んでくださっている方で、北海道でのワーケーションを考えている方がいたら、ぜひ八雲町を候補の一つに入れてみてくださいね。
ワーケーションプランの詳しい情報はこちらからお問い合わせください。
なおき( Twitter )
旅好きのフリーランス。世界15ヵ国を妻と2人で旅してきました。EC運営・マーケティング・SEOライティングをフリーランスで請け負いながら、旅とフリーランスのブログ『なおたび』と初心者向けコーヒーブログ『nao coffee』を運営しています。