News

ニュース

Yakumo tourism press ~October~

2022.12.19

こんにちは!八雲グリーンツーリズム推進協議会、事務局です。
今回は、八雲町の10月の観光事業に関連するトピックスをお届けしていきます。

奥尻町のツアーガイド外崎さんのガイド講演会・SUP講習を開催

10月7日~8日に奥尻町でゲストハウス「imacoco」を運営し、ブナ林ツアーやSUP体験のツアーガイドを行っている外崎雄斗さんを講師としてお招きし、どのように自然体験コンテンツを作り上げたのか、ガイドに必要な心構えやスキルについての講演会とSUPガイドの講習会を実施しました。

当日は八雲町だけでなく、函館市や厚沢部町など道南各地からツアーガイドや自然体験について興味がある方に参加いただき、ガイドの要点について学ぶとともに、外崎さんや参加者同士で交流を深めました。

道南各地から、30名近くの方にご参加いただきました。

皆さん楽しくも、真剣に話を聞いていて、質問もたくさん出ました

講演会の翌日は、八雲町内の河口へ行き、実演を交えてSUP講習会を開催。
コンテンツとして提供する上で大切なことやどうしたら参加者の満足度を高められるかについて解説いただき、実践しました。

天気にも恵まれ、無事開催できました。

外崎さんの滞在期間中には、農業体験や酪農体験も実施し、奥尻ではなかなかできない経験ができたと喜んでいただけました。

一緒に来ていたお子さんにも、楽しく体験をしてもらえました。

海が望める牧場にて。

2日間を通して、参考になる話がたくさんありましたが、ただ風景を眺めるのではなく、人の営みや温度感も伝えることがガイドの仕事であり、喜びであるというお話が特に印象に残りました。

また、外崎さんから見る八雲の魅力は奥尻と比較して、四季を通じて旬があること、屋内でも楽しめる施設や体験があること、外から人が入ってこられる環境があることを挙げていただきました。

現在、ワーケーションモニターツアーも開催していますが、今回学んだことを活かしながら、ツアーガイドの養成や質の向上にも取り組んでいきたいと思います。

今後も定期的に観光事業に携わる方のスキルアップにつながるような講演会などを企画していきたいと思いますので、ぜひご参加いただければ幸いです。

パノラマパーク秋祭りが開催

10月8,9日に噴火湾パノラマパークにて、秋祭りが開催されました。
町内事業者による飲食物の販売やビームスとコラボした木彫り熊関連商品の展示、地域おこし協力隊作成の観光マップの配布などが行われ、3連休ということもあり、家族連れなどで賑わいました。

天気に恵まれ、お昼の時間を中心に賑わっていました

ビームスとコラボした木彫り熊グッズの展示

地域おこし協力隊作成の観光マップ配布

八雲町には年間を通して、旬の食材があり、それを使った魅力的な商品もたくさんありますし、木彫り熊という豊かな文化もあるので、このようなイベントをきっかけに八雲町の魅力を少しでも知っていただければ嬉しいです。

道南のプレイヤーが集まり、ワーケーションについて考えるワークショップを開催

10月31日、ペコレラ学舎(旧大関小学校)にてワーケーションについて考えるワークショップを開催しました。
当日は道南各地から、20名ほどの参加者が集まり、他地域と比較したときの道南の強みや弱みの整理、特色を出せるコンテンツについてのアイデア出し、具体的なツアーづくりまでを行いました。

道南各地から、20名近くの方が参加

道南の魅力を整理し、各チームでツアーのアイデア出し

限られた時間の中で具体的なアクションまで整理したチームも

翌日はすでにワーケーションツアーの受け入れを複数回実施している八雲町の事例紹介ということで、ツアーでの定番コースを中心に、ツアー参加者が実際どのように滞在しているのかを体験していただきました。

梅村庭園はちょうど紅葉が見頃の時期。北海道ではなかなか珍しい日本庭園ということでここは人気スポットの1つ

噴火湾パノラマパークも北海道らしい景色を体感できると人気

鮭が遡上を見学することも都市部ではなかなかできることではないので、とても反応が良いです

近年ブームになっているサウナも非常に人気のコンテンツ。今回はペコレラ学舎にてテントサウナを体験

今回のワークショップを通して、民間企業で働く方から行政職員、飲食店経営をされている方など多様な方に参加いただけたので、色んな角度から面白いアイデアがたくさん生まれ、八雲町それから道南の魅力を再発見する機会となりました。

何より継続的に外から人を呼び込んでくるには、観光スポットだけに頼るのではなく、その魅力を発信したり、その地域おすすめのお店やコースなどを紹介できたり、地域のプレイヤーとのつなぎ役となれる人がいることが重要だと感じました。

このワークショップをきっかけに今後、色んな方が地域の案内人、コーディネーターとして参画できるような土台作りをしていきたいと思います。

今月の内容は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。