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2022.6.27
こんにちは!八雲グリーンツーリズム推進協議会、事務局の藤谷です。
新型コロナによる行動制限なども解除され、徐々に八雲町でも観光事業に動きが出てきましたので、今後、月1回を目安に、八雲町の観光事業に関連する最新情報をお届けしていきます。
今回は、5月のトピックスをいくつかご紹介させていただきます。
5月25日、熱田地区で肉牛飼育を行っている北村牧場にて、札幌市内の中学生の体験授業の受け入れを行いました。
学生が実際に作業体験を通して、一次産業を学ぶ授業の一環で、八雲町以外にも森町でホタテの耳吊りを体験するグループもあったようです。
当日は学生と先生方合わせて、50名ほどがいらっしゃいました。
初めに北村さんより、新規就農に至った経緯やこれまでの道のり、普段の飼育の様子などを紹介いただき、
その後3班に分かれて、「子牛にミルクやり」「成牛に餌やり」「成牛との散歩」を体験しました。
私も当日サポートに入っていて、主にミルクやりを担当していたのですが、
子牛といっても、なかなかの大きさがあり、ミルクを吸う力も強いので、初めは少し怖がっている学生もいましたが、スタッフの方から、あげ方のコツなどを教わりながら、皆さんうまくあげることができるようになっていたと思います。
他の体験は少ししか見ることはできませんでしたが、成牛ということで体も大きく、力も強いので、注意を払いながらも触れ合いを楽しんでいるように見えました。
学生からは「札幌ではなかなか牛と触れ合ったり、一次産業に従事されている方から話をお聞きする機会がないので、とても貴重な体験になった」という言葉があり、満足度の高い体験授業になったのではないかと思います。
私自身も今回がこのような受け入れをするのは初めてだったので、貴重な経験になったとともに、課題も見えてきたので、今後運営メンバーで改善点を話し合い、より満足度の高いツアーを提供できるように努めていきます。
NPO法人やくも元気村が観光庁の「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」に申請し、採択を受けました。
豊かな自然資源を活かした一次産業体験とアウトドアアクティビティを掛け合わせた中長期滞在型のワーケーションプログラムを創生する予定で準備を進めています。
ワーケーションは「ワーク」と「バケーション」のバランスが非常に重要ですので、町内の働ける場所の充実や、満足度の高いアクティビティの創出に向けて補助金を活用していきます。
今後モニターツアーなどを開催し、プログラムの充実を図ってまいりますので、また続報をお届けしたいと思います。
【参考】
地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業
https://kanban-soshutsu.com/
観光庁 「新たな旅のスタイル」ワーケーション&ブレジャー
https://www.mlit.go.jp/kankocho/workation-bleisure/
NPO法人やくも元気村が運営するゲストハウスSENTOが株式会社LIFULLが運営する「LivingAnywhere Commons」との提携を始めました。
LivingAnywhere Commonsとは、場所やライフライン、仕事など、あらゆる制約にしばられることなく、好きな場所でやりたいことをしながら暮らす生き方(LivingAnywhere)をともに実践することを目的としたコミュニティです。(公式HPより引用)
全国各地に提携するゲストハウス、シェアハウス、コワーキングスペースなどの拠点があり、北海道ではSENTOが初めての拠点となります。
ユーザーはこのサービスに会員登録することで各施設を利用でき、プランはいくつかあるのですが、定額プランに登録すると、月額固定料金で提携する施設がいつでも、何度でも利用できます。まさにワーケーションやリモートワークと相性が良いサービスであり、全国に拡大中です。
また、ただ宿泊施設として利用するのではなく、各施設にいるコミュニティマネージャーを起点として地域と関わったり、イベントを開催したりなど、地域に密着しながら滞在したいユーザーが多いのが特徴です。
したがって、今後、八雲町でも中長期で滞在をしながら、地域に寄り添い、一緒に課題解決をしてくださる方の呼び込みが期待できます。
こちらも受入が本格化してきましたら、また続報をお届けします。
【参考】
LivingAnywhere Commons
https://livinganywherecommons.com/
ゲストハウスSENTO
https://yakumo-village.com/guesthouse/
ここまでお読みいただきありがとうございます。
最後に個人的な話で恐縮ですが、私の5月トピックスも少しだけ紹介させていただければと思います。
5月18日に事務局の赤井さん引率の元、札幌から八雲へ長期滞在していたフリーランスの方と私の3名で、おぼこ岳へ登山に行ってきました。
私は昨年12月より移住をしてきたので、今回が初めてのおぼこ岳登頂でした。
以前、東京で暮らしていたこともあり、自然への憧れが強い私にとっては道のりこそなかなか過酷でしたが、道中で見える景色が1つ1つがとても綺麗で非常に充実感のある登山でした。
きっと都市部に住んでいらっしゃる方は近しい感覚を持っていらっしゃると思うので、そういった方にうまく魅力をアピールしていき、足を運んでくれる方が少しでも増えたら嬉しいなと感じました。また、町内の関係事業者さんとも連携していきながら、ツアー開催なども検討していきたいと思います。
5月号はここまでとさせていただきます。
また、次号もよろしくお願いします。