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Yakumo tourism press ~June~

2022.8.1

こんにちは!八雲グリーンツーリズム推進協議会、事務局の赤井です。
今回は、6月分の八雲町の観光事業に関連するトピックスをお届けしていきます。

ペコレラ学舎(旧大関小学校)にて旅行関連コミュニティの運動会イベントを開催

6月4日~5日、ペコレラ学舎(旧大関小学校)にて旅行のサブスクリプション(定額制)サービス「HafH」のコミュニティメンバー主催の運動会が開催されました。
道内外から10人ほどのメンバーが集まり、2チームに分かれてペコレラ学舎ならではの競技を行いました。

参加メンバーとスタッフの集合写真。各地から集まった人たちが交流を通して親睦を深めました。

ペコレラにある丸太や薪をどちらのチームが高く積み上げられるかを競う競技

最後はリレーで対決。白熱の戦いになりました。

夜はBBQをしたり、焚火を囲みながら語らい合い、親睦を深めました。
本州から来ていた方は魚やホタテなど特に魚介類の美味しさに感動されていて、改めて北海道そして八雲町は食に恵まれた町なのだと実感しました。
参加者の声を聞いていると、総じて満足度は高いイベントになったかと思います。

このような形での受け入れは初めての経験でしたが、手応えと課題を得ることができました。
HafHはリモートワーカーやフリーランスなど移動の自由度が高い働き方をしている人はもちろん、出張や非日常を味わいたい方も多く利用されており、旅行の選択肢を広げてくれるサービスです。

今年度の主軸事業の1つとしているワーケーション事業とも非常に相性の良いサービスですので、今回の受け入れをきっかけに、今後も継続的に関係性を築いていければと思っています。

また、新たな人の動きを創っていくために、仕事がしやすい環境や満足度の高い観光コンテンツの整備などに力を入れていきたいと思っています。

【参考】
・旅のサブスクHafH
https://www.hafh.com/
・ペコレラ学舎(旧大関小学校)
https://pekolela.com/

八雲グリーン・ツーリズム推進協議会の総会を開催

6月13日ゲストハウスSENTOにて、グリーンツーリズム協議会の総会を開催しました。
ここ数年間は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、協議会として思うような活動ができていなかったものの、徐々に感染状況も落ち着いてきて、観光の動きも再開してきたこともあり、改めて今年度から活動を開始していく方針を確認しました。

昨年度も事務局の私を中心に、小規模のツアーや個人の受け入れなどを実施する中で、特に下記2つに今後発展する可能性を感じることが出来ました。

①道南の各市町との観光での連携
②フリーランス、リモートワーカーの受け入れ

観光での連携については、単独の市町でPRや受け入れをするのはリソース的に限界があるので、ガイドなどのリソースを上手く配分できるような仕組みを作っていければと思っています。

フリーランスなどの受け入れについては、何組か実際に受け入れをする中で、来る方の多くはローカルなかかわりを求めていることが分かり、関係人口の創出につながる方向性が見えてきました。継続的に受け入れをしていく中でやがては移住関連の事業にもつながるのではないかと考えています。

また、主要事業の1つである修学旅行の受け入れも徐々に再開してきており、先月紹介した和牛飼育体験の受け入れなどを行いました。
こちらも情勢を見ながら、農泊事業などの再開も視野に入れて活動していきたいと思います。

官公庁の視察受け入れを実施

6月8日にゲストハウスSENTO、ペコレラ学舎にて農水省が主催する「豊かなむらづくり全国表彰事業」関係者と6月24日にペコレラ学舎にて函館市南茅部支所職員の視察を受け入れました。

両拠点とも観光や中長期滞在をしながら働く方の拠点となっていることもあり、今後、滞在型観光やワーケーション事業などに力を入れていくことを紹介し、質問などもたくさんいただいたので有意義な受け入れになりました。今後も良い事例を生み出して、このような視察も受け入れていきたいと思っています。

ペコレラ学舎にてキャンプイベントを開催

6月25~26日、私が運営に携わっている道南の様々な事業者が集まるコミュニティ「道南サミット」のキャンプイベントをペコレラ学舎にて開催しました。
道南サミットは一次産業従事者や行政職員、観光事業者、民間企業で働く人など、道南で暮らす人や道南に関わりを持っている人が有志で集まっているコミュニティです。

活動としては、道南の未来を考えるディスカッションをしたり、メンバー同士でアイデアを出し合い、商品開発に向けて動くなど、色んな事業の種が生まれてきています。

そんなメンバー総勢50名ほどがペコレラ学舎に集い、「食」「娯楽」「音楽」などのチームに分かれて、このイベントを盛り上げるべく、たくさんのコンテンツを作り上げました。

道南各地の食材を生産者から直接提供いただき、プロのシェフを中心に見た目も美しく味も美味しく調理いただきました

フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を手作りし大人から子供まで夢中になって遊びました

心地よいギターの音色と歌のコラボ

キャンプファイヤーも木材を切ったり、薪を割ったりして準備してくれました

参加者同士の交流がたくさん生まれ、今後の新たな展開を予感させる素敵なイベントになったと思います。
それぞれが当事者意識をもって、みんなでこのイベントを作り上げようという意識が強かったので、助け合いながら準備を進める様子が見られたり、片付けもスムーズに行うことができました。

道南をもっと良くしたい。道南をもっと楽しみたい。という思いを持った方が集まっているので、たとえ初対面であっても、自然と協力し合えるのだと思います。
そして、そんな思いを持った方が約100名メンバーとして参加しているので、色んなアイデアが出てきたり化学反応が起きることこそが、このコミュニティの強みだと思っています。

観光事業においても、道南広域での連携は重要になってくるので、今後もこのコミュニティと連携をしていきながら、新しい動きを生み出していければと思います。

6月号は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。