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Yakumo tourism press ~August~

2022.10.2

こんにちは!八雲グリーンツーリズム推進協議会、事務局です。
今回は、八雲町の8月の観光事業に関連するトピックスをお届けしていきます。

Big盆まつりが開催

8月12日(金)に八雲商工会青年部主催の「Big盆まつり」がはぴあ駐車場にて開催されました。
久しぶりの夏祭り開催ということもあり、子供連れや学生を始め、多くの人で賑わいました。

会場の様子。子供連れを中心に賑わっていました

屋台や縁日はもちろん、豪華景品が当たる抽選会や手押し相撲大会、アイス早食い競争などが開催され、祭りを彩りました。

祭りがあることで、地域の盛り上がりや団結も強くなってくると思うので、来年は新型コロナも収束し、今年以上の賑わいが戻ってくることを願っています。

ペコレラ学舎(旧大関小学校)にて北海道教育大学函館校の学生の実習受け入れを実施

8月8日(月)~17日(水)の期間で、昨年度に引き続いて受入を行いました。
学生たちは主に、8月13日に開催された縁日イベントの準備やブログでの情報発信、ペコレラ学舎の施設整備に取り組みました。

縁日イベントの準備では、空き教室を利用した、お化け屋敷づくりをアイデア出しから、会場づくり、備品製作、そして当日の運営までを担当してもらいました。

教室に置いていた木材を別の場所に運搬する作業や1からテーマを考えて、必要な準備をリストアップするなど体験な作業も多くありましたが、協力をしあって取り組んでいました。

製作中の様子。テーマなども学生主体で決めてくれました

この実習で初めて知り合ったメンバーも多く、初日は緊張が見られましたが、作業を通して、一気に仲が深まっていくのが印象的でした。

当日は、約80名ほどの方に来場いただき、学生たちが作り上げたお化け屋敷も大盛況でした。
学生からは「大変な作業だったが、協力し合いながら何かを作り上げるという貴重な経験が出来た」「当日は町民の方をはじめ、多くの方と交流ができて良かった」という声が上がりました。

子供から大人まで楽しめるお化け屋敷ができました

また、縁日が終了した後には、パノラマパークや木彫り熊資料館、梅村庭園などを観光し、八雲町の大自然や歴史に感動してくれたように思います。中には、木彫り熊を非常に気に入って、木彫り熊が置いてあるお店を梯子するメンバーもいました。

パノラマパークで写真撮影

そして、この縁日準備も含めて、ペコレラ学舎に滞在して感じたこと、今後の学生生活に活かしたいことをブログという形を通して、発信してもらいました。ブログを書くのは初めてという学生が多く、感じたことを読みやすい形で文章にすることの難しさも感じていましたが、こちらも前向きに取り組んでくれて、最終的には良い文章を作り上げてくれました。

今後も観光や地域づくりに関心のある学生を始め、様々な学生を受け入れることができるような土壌を作っていければと思っています。

ペコレラ学舎(旧大関小学校)にて縁日イベントを開催

8月13日(土)ペコレラ学舎にて、縁日イベントを開催しました。
上で触れたお化け屋敷を始め、射的や輪投げなどの縁日コーナーと、焼き鳥、焼きそば、かき氷などを提供し、約80名の方に来場いただきました。

射的や輪投げを楽しんでいただけました

子供たちにはミニトマトすくいが大盛況でした

帰省に合わせて来ていただいた方もいたのか、二世代や三世代が集まって家族連れの方が多かったのが印象的でした。

ユーラップ花火大会が5年ぶりに開催

新型コロナ拡大防止の観点から無観客での開催となりましたが、5年ぶりに花火が八雲町の夜空に打ちあがりました。近くで鑑賞することは叶いませんでしたが、それぞれ自宅などから鑑賞を楽しんでいたようでした。

花火大会の様子

こちらも新型コロナが収束をし、次回からは従来通りの開催となることを願っています。

青森県のワーケーションモニター事業に参加

8月17日(水)~19日(金)の3日間、青森市が実施するワーケーションツアーにモニターで参加をしてきました。
今回は、東青地域と呼ばれる今別町、青森市、平内町、外ヶ浜町に滞在をしました。

今別町では、地域プロジェクトマネージャーと地域おこし協力隊、まちづくりに携わる行政職員の方に、空き家を改装したコミュニティスペースや廃校を活用した荒馬という伝統文化を保存、継承する施設などを案内いただきました。

AJITOにて意見交換会を実施

展示されている荒馬の前で演奏を披露いただく

この荒馬という祭りに毎年、京都などの学生が参加することが伝統になっていて、それが関係人口の創出に繋がり、移住にも繋がっていることが印象的でした。
また、理想のまちづくりについてや地域おこし協力隊など外から来てくれた人をどのように活かしていくかなどについて、意見交換を行い、充実した時間を過ごすことができました。

青森市では、人材育成や地方創生など幅広く事業展開をしているNPO法人プラットフォームあおもりの方や、今回のワーケーションツアーを企画されている部署の方などとの交流とコワーキングスペースの見学を行いました。

交流会の様子

コワーキングスペース&イベントスペース。起業支援も実施。

特にプラットフォームあおもりは、関係人口創生や農泊、移住事業などを国や青森県をはじめ東北の各県と官民連携で、それぞれを補完し合いながら、事業運営をしているのが特徴だと感じました。
事業運営のポイントなどをお伺いすることができたので、今後、私たちも八雲町それから道南の地域ともより活発な連携をしていきたいと思っています。
そして、東青地域と道南は距離的にも近いので、何かの形で連携をしていきたいとのお言葉もいただき、今後の展開に期待をいただければと思います。

平内町では、まちなかの空き物件を改装したコミュニティスペースの見学および意見交換、キャンプ場のログハウスでのワーク体験、マリンアクティビティのSUP体験を行いました。

今回のワーケーションツアー受け入れを担当している行政職員と地域おこし協力隊の方に参加いただき、ワーケーション受け入れに関する課題や今後の展望、官民連携のまちづくりの方針や協力隊制度の有効的な活用方法について、意見交換を実施しました。

まちなかオフィス。地域おこし協力隊の事務所もこの中にある。

SUP体験の様子。役場職員の方にガイドをいただく。

また、数年前まではホタテ養殖が盛んという共通点から、イベントなどを通して八雲町とも交流がありましたが、コロナ禍以降はなかなか、実施できていないので今回をきっかけに徐々に交流を再開できればと思っています。
そして、東青地域は距離的にも道南と近いので、人の交流やイベントの共催など、連携を深めていければと思います。

今回のツアーを通して、今後、八雲町でワーケーション事業を推進する上での、仕事環境の整備や質の高いアクティビティ、ガイドの育成など、学びが多くありました。
今年度、八雲町でも複数回のモニターツアーを開催予定ですので、都度改善を続けながら、将来的な商品化に向けて活動していきます。

奥尻町にてワーケーションを実施

8月下旬の1週間、奥尻町でワーケーションを実施してきました。
ゲストハウスに滞在しながら、ワークを行い、合間にブナ林ツアーやSUP体験、島内観光を楽しみました。

ゲストハウスでは、様々な方との出会い・交流があり、まさにゲストハウスならではの体験をすることができました。そんなゲストハウスを運営しているのが、外崎さんという方で、ブナ林ツアーやSUPのガイドもしてくださいました。

ブナ林ツアーやの様子。木々の特徴などを解説いただきながら回る充実したツアー。

SUP体験の様子。透明度の高い奥尻ブルーの海がそこに。

このゲストハウスはフェリーターミナルがある主要観光エリアと峠を挟んだ反対側にある、人口20名ほどの地区にあるのですが、外崎さんは2018年4月にゲストハウスを開業して以来、この場所で1から観光コンテンツを作ってきました。2021年には「北海道知事認定のアウトドアガイド」として認定を受け、以降500名以上をガイディングしてきた、ガイドのプロでもあります。

今回の滞在では、ガイドをする上でのポイントに触れたり、ゲストハウスを運営するうえで重要なホスピタリティなどを直接感じることができる良い機会となりました。

外崎さんファミリーと滞在していたゲストとの1枚

そして、なんと10月7~8日に外崎さんが八雲町に来て、講演会とSUP体験を開催してくれます。
外崎さんが観光コンテンツを1から作り上げてきたストーリーや、そんな外崎さんから見る八雲町それから道南の可能性についてお話いただく、貴重な機会となりますので、ご興味ある方は、下記よりお申込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd3sWsYrt4uiRaFwP3bkhgO2AU7gaYOwmbm5Px8teXDLltL-g/viewform

今月は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。