ニュース
2024.3.10
2022年10月末から12月末までインターンでYakumo Villageに入っていました、おさちゃんです。普段は東京で大学生をしています。
インターン期間中、私は「道南サミット新規事業ワークショップ」と「地域コーディネーター研修」に参加しました。どちらのイベントも私にとって刺激しかないもので、すごくアツいものを感じました。
本サイトでも紹介があるように、道南地域では昨年から「道南サミット」と銘打って、各町のキーパーソンを集め、道南をもっと面白くするための活動が行われていました。私が八雲を訪れる以前には、各町でのフィールドワークや「道南サミットキャンプ」、「道南フェスティバル」といったイベントが開催されていました。これらの活動をさらに発展させるためにワーケーション事業に着目し、その立ち上げの足掛かりになるための「道南サミット新規事業ワークショップ」が行われました。
道南サミットとは→https://note.com/donan_summit/n/nea5401eae0a7
八雲町に来て数日の私は、道南地域のことも道南サミットのこともよくわからないままにこの「道南サミット新規事業ワークショップ」に参加しました。そこで感じたのは、道南サミットのメンバーの「道南が好き。大好き。」の気持ちでした。自分たちで面白いことを起こして、自分たちで道南を盛り上げるんだという気概が眩しく感じました。その光に当たっているだけでワクワクする感覚がありました。
ワークショップ内では、地域の文化を学び、道南サミットのメンバーやその地域の方と長く続くつながりを持つことを目標とした旅のアイデアが上がりました。名付けてDONAN BALL。観光地のように物質的なものを売りにするのではなく、人とのつながりに価値を見出すことに重きを置くといった趣旨のものでした。旅の中で農業のお手伝いなど各町の地域課題に触れられる場面を設け、そこで生まれるつながりを味わうことを主眼としました。また、それを複数地域で行うことで、参加者の人脈も広がって道南がより身近な存在とすることができると考えました。これを軸に新しい大学生誘致の活動だってできるよなぁとすごい可能性を感じました。
インターンの中で道南サミットに関わる機会ができたことは私にとってのめちゃめちゃ大きな財産だと思っています。もしかしたら、SENTO でお料理のお手伝いをするに留まってしまうかもしれなかった八雲生活がぱぁっと広がったのは、道南サミットがあったからでした。うねりが生まれていくのを目の前で見てワクワクを久しぶりに感じました。何か新しいものを作ってみようと思う気持ちができました。八雲だけでなく、森町・江差・札幌にも頼れる人生の先輩ができました。「八雲に来たからには、参加できるものは参加しよう!」と意気込んでいたものの、やっぱり新しい人と出会う怖さがありました。それを、ポジティブな気持ちに変えてくれたのは道南サミットのみなさんです。どこの誰かもわからない大学生をあたたかく迎え入れてくれたことで、いつの間にかその不安が軽くなっていました。
それに、道南サミットの中で活躍されている方は東京にいては知ることのできなかった価値観を持って働いている方ばかりです。こういった体験を大学生のうちにできていることの価値の高さを感じています。少しでも地方を知ってから社会人となれることで、この先見える景色が異なると思います。農家さんや地域おこし協力隊の方など、地元に居たままでは出会えなかった方にたくさん出会い、働く・生きるうえでの新たな選択肢ができました。
こんなふうに都会から来て、道南盛り上げ隊に参入してくれる大学生が増えたらいいなぁというのが私の願いです。インターン、来てね笑